昨年10月中旬に頸椎椎間板ヘルニアの手術をし、15年ぶりに鎮痛剤から解放されたら、論文執筆効率がかなり回復してきました。
なかなか受理されずにたまっていた原稿が2月には国際誌2本、和文誌1本が受理になりました。新規投稿は11月、1月、2月にそれぞれ1本づつ投稿。3月中に国際誌1本投稿できそうなので、毎月1本投稿ペースくらいまでは、今年で何とか回復できそうです。
村山聖という棋士を描いた「聖」というコミックの最終巻で、聖が癌で入院した際に医師にお願いするシーンがあります。「癌に効く薬はすすんで飲みます。でも、痛みや苦しみを和らげる薬はいりません。将棋の思考力に悪影響が出るといけませんから。」
本当に、鎮痛剤は思考力にすごく影響すると実感します。とは言え軟弱な私は、鎮痛剤無しでは椎間板ヘルニアの痛みだけで頭がいっぱいになってしまって、論文執筆どころではありませんでした。もう二度と、鎮痛剤が常備薬になるような病気や怪我を負いたくないと願うばかりです。同時に、つい言ってしまいたくなる「頑張れ」はなるべく言わないように、と思います。頑張れと言われて頑張れるようなものなら、本人がとっくに頑張っているはずですから。
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