宍道湖のシジミ漁獲量は危機的に減っています。「湖ではほとんど取れず、最近は大橋川で採っています」と言われた通り、今朝は湖面に船はなく、大橋川の新大橋から下流側で多く見られました。
湖面はアオコ色、かつ湖より下流では汽水性のシジミが取れるということは塩分が低下したからとしか考えられないのですが、湖心のデータで見る限りそれほど減っていないそうです。この謎の解明が、漁獲回復に向けて真っ先に取り組まねばならないことだと認識しています。
今朝のジョグでは漁の位置確認とともに、若者向けに書いたエッセイ用にキンクロハジロの写真も撮ろうと思っていました。何も考えずにゆったり浮かんでいると思っていたキンクロハジロですが、なかなかどうして、こちらが一定の距離に近づくとス〜っと離れていって、デジカメでは写真以上の大きさに映るところには決して来てくれませんでした。あれでもしっかり用心しているようです。