脳の回復状況

2013年付けの査読付論文、筆頭・共著合わせると国際誌5本、和文誌1本が発行になりました。修正稿で再査読の結果待ちになっているのが、国際誌1本、和文誌3本。これらが受理になれば、脳のリハビリの目標としていた年間10本はクリア。あとは交通事故から15年経って老化の影響もあるであろう脳で、どこまで記録を事故前に近づけられるか、です。
かつて宍道湖・中海の公共事業がヤマ場を迎えた頃に、両湖沼の現状を広く世界に知ってもらおうと、国際誌の特集号を企画しました。湖沼の自然再生事業はどうあるべきかについても、同様の特集が必要なほど、日本での現状は混乱していると思います。もう少し元気になったら(まだ首が完全には治っていない感じ)、国際誌で世に問うことも考えたいと思います。

(追伸)
いつのまにか累積アクセス数が100万を超えていました。拙文を読んで下さっているみなさまに感謝申し上げます。
私が学生の頃は実験室と教授室がつながっていて、指導教員のK教授は仕事に飽和すると実験室に出て来て、私の仕事にケチをつけるのが習慣でした(おかげで鍛えられました)。それに比べて現状では学生さんとのコミュニケーションが非常に希薄な気がして、せめて私が何をやってて何を考えているかの情報提供に始めたのがこのブログです。今では水環境に関わる方、化学物質過敏症の方、脳脊髄液減少症の方からの情報提供や問い合わせなどもあり、それがきっかけで新しいフィールドが開拓されるなど、ブログを通じて世界が広がっています。
今後も現状の9つのカテゴリーの話題を中心に、思うことを記していきたいと思います(最後のカテゴリーについては、社会の誤解が解かれて、書かなくてもよい日が早く来るよう願っています)。
今後ともよろしくお願いいたします。