水道水質蘊蓄

昨日書いた水道水質の簡易パックテスト結果について、水道関係の読者からコメントいただきました。ありがとうございます(^^)

「残留塩素が0.1mg/L以下はまずあり得ないことで、長く使ってなかった水道で、管の中の水の塩素が抜けてしまったのではないでしょうか?しばらく流しっぱなしにしてからの再測定をお勧めします。 」
実験室の水道の蛇口はいくつかあるので、たまたま、しばらく使っていなかった蛇口だった可能性はあります。ということは、しばらく使われていなかったような公園の水飲み場の水道水などは、しばらく流してから使った方が無難そうですね。

昨年度の残留塩素が0.4mg/Lで高めと書いたことについて、水道業者としても高くなり過ぎないように気をつけていて、ある自治体では独自目標を0.1mg/L以上0.4mg/L以下としているとのことです。ですので0.4mg/Lというのは努力の結果よい状態にある、という感じのようです。

水道水質は結構変化するというのはその通りで、特に河川から水を取っている場合は河川水質に大きく左右され、電気伝導率、アルカリ度、硬度などは季節や大雨直後などで結構変化するそうです。