陸水研には今のところ常時、アジアからの留学生がいます。
博士の学位取得を志して修士に入学した学生はのべ3名ですが、うち2名が「彼女(もしくはその近親者)に反対された」という理由で進学を断念しています。
修士で研究しているうちに、研究職につくのは難しいとか、自分は研究に合っていないかもと考えるようになった可能性はあります。しかし少なくとも1名は本当に研究が好きな学生さんで、趣味は国際誌論文を読むことと言っていたほどで、就活する決心がつくまではいろいろ悩んでいたようです。私自身は配偶者の意向で研究を断念するという可能性は一切考えたことがなかったので、短い期間にこのような例が2件も出たことに驚きました。
指導教員としては大変残念な気がしますが、本人にとってベストの選択をしたのだと納得するようにしています。