落とし物市

帰省している息子が見慣れないTシャツを着ていたので「どうしたの、これ?」「誰かの忘れ物」ど〜いう意味?
息子が通う大学では年に2回、持ち主不明の忘れ物を希望する学生に譲る「落とし物市」が開かれるんだそうです。電子辞書とかUSBメモリーとか、特定の物品は1人1個までですが、服なんかは取り放題だとか。
息子が通っている大学は、息子から話を聞く限りでは経済的に厳しい学生さんが多いようで、だから落とし物市が開かれるのかもしれません。「俺みたく食費月3000円というのはちょっといないけど、俺並にぎりぎりのやつは珍しくない」
息子が住んでいるアパートは共同ですが浴室も台所もついていて、しかも浴室と台所の掃除は週2回雇われた方がしてくれて、LAN使い放題で月25000円。こんな好条件なのに寮に比べればはるかに高いためか、空き室が結構あるとのこと。
柏近辺の家賃とか物価とか考えると、経済的な理由で受験を断念する学生さんもいそうな気がしてきました。