祝!陸水学会優秀ポスター賞受賞

M2のM君が陸水学会で優秀ポスター賞を受賞しました。2009年、2010年、2012年に続く快挙です。陸水学会の優秀ポスター賞は3〜4件しかないので、博士やポスドクに混じって修士2年がこれだけ続けて受賞するのはスゴイと思います。
よほどテコいれしているのかと聞かれることがありますが、全く逆で、ほとんど放任です。頭の固いオバサンがいちいち指図するより、学生さんがやりたいように研究する方が、オリジナルな発見につながると思っています。その放任が正解だったと、今年も確認できた点でも嬉しいです。
陸水研でさらに面白いのは、陸水学会ポスター賞を逃した学生さんが、修論発表会で賞を取ることです。2009年はH君が陸水学会優秀ポスター賞を取ったのですが、それを逃したKさんが修論で研究科長賞を取りました。2012年はN君が陸水学会優秀ポスター賞を取り、S君が修論で専攻長賞を取りました。このときどちらも取れなかったKさんは、アサザ植栽は水質浄化にも自然再生にもならないことを包括的に論じたのですが、世間の常識とかけ離れていたために専攻内で評価されなかったという残念な結果でした。私自身は、この学年の修論は全部スゴイけど一番スゴイのはこれだと思っていて、最初に国際誌に投稿する予定です。
来年はどうなるのでしょうか。予測していなかったことが起こっていて、ちょっと戸惑っています。M1は12月から就活が始まるので、例年、夏が勝負だよと言って来ました。ところが今年のM1は夏休みにインターンに行ってます。秋からのスタートでも就活までにデータを出せる確信があってやっているのだと、思うしかないのですが。。。