昨年の初夏にガシャモク、ササバモ、セキショウモを植え付けた手賀沼湖畔の実験池。秋の様子を見に行きました。
アメリカザリガニの食害を防ぐためにライギョをいれた池では、ライギョの寝床用に少し掘り下げたところでササバモやガシャモクが逆に激減し、反対側の方に進出していました。セキショウモは若干切られていました。夏同様、まだ緑藻におおわれています。
亀をいれた池では、亀脱走後、水草は皆無になりました。不思議なことに、前回は一面に緑藻に覆われていたので、今回は一面ウキクサです。
何もいれていなかったコントロール池には、アメリカザリガニが嫌う何者かが侵入したらしく、水草が相変わらず繁茂しています。ここでも緑藻におおわれていますが、ササバモやガシャモクは元気で、セキショウモ区域まで拡大していました。
なぜコントロール池で水草がアメリカザリガニに食われないで済むのか、一度、水を抜いて調査すべきかもしれません。また亀をいれた池だけが緑藻ではなくウキクサに覆われていた理由も解明したいところです。