陸水研の最優先課題

論文投稿。これに尽きます。
たった2年でよくここまでと、みな内容は素晴らしいのです。自画自賛ではなく、うちの修士は結構な頻度で陸水学会優秀ポスター賞も頂いていますし。
Cさんの卒論については、先日のたなごサミットでイシガメ保全の発表をされていた方から「Cさんの修論、もうどこかで公表されましたか?」と聞かれました。実質指導されていたN先生に「亀保全関係の方から、Cさんの研究が印刷になることを待ち望んでいると言われました」とメールしたら、「彼女の発表は生態学会でも会場に人が入りきれないほどだったので、注目を集めているのは確か。」とのお返事をいただきました。「でも、自分で投稿できないなら、託された人が分かるようにデータを整理して出て行ってくれないと。。。」
そこですよね。ほとんどの学生さんが修士だけで卒業してしまうので、自分では投稿まで持って行けません。「就職後も、何とか自分で投稿したいです!」と頑張る学生さんもいるのですが、現実にはかなり厳しいです。和文原稿まで卒業後にまとめてくれて、英語にするところ以降は私がやり取りして印刷になったのが唯一です。
入学してから全く新しいテーマに取りかかって、2年で投稿まで持って行くのはまず無理です。現実的な対策は、実質指導をお願いしている先生方や私が後を継いで書けるように、データを分かりやすく整理して卒業してもらうということでしょう。
早速、今年の修論から、データの引き継ぎについて改良を考えたいと思います。