森林土壌からのリン流出

堆積物からの溶出だったら、お相手は鉄とかマンガンとかですけど、何でこんなカチオンと一緒にでてくるのでしょう?これって土壌学では常識なんでしょうか?Kさんのサンプル数がすごいこともあって、p<0.0001の確実に有意な関係。
自宅に最近の土壌学の教科書を数冊積んだままにしてあるので、午後はそのお勉強か、文献検索です。私が不勉強なだけかもしれないので。
それにしても、このリン飽和が日本海側の多くの森林にまで広がったら、水環境は大変なことになります(一般にN:Pが小さくなると、ラン藻類に有利と言われているので)。
そう言えば琵琶湖でも、もしかしたら大気負荷でリンが増えているのかも、と感じたデータが紹介されていました。もう既にそうなりつつあるのかもしれない。原因は中国だしなぁ。どうすればいいんだろう。