N君のフィリピン出張

フィリピン出張中の共同研究者から、ダバオまで戻ったとのメールがありました。
ジュゴンが生息する海草藻場のフィールド調査、今年は2月末から3月中旬という絶対にあけれない時期になってしまったため、労働潜水士免許を持っているM2のN君に行ってもらいました。
メールによりますと現地の女子学生さんの間でN君の人気は相当だったようで、彼の写真をとりたいという学生さんにたびたび取り巻かれ、彼目当てで観測に参加した女子学生さんも多かったとのことです。観測では学生さん達に海草、ジュゴン、ソーナーなどについて説明することができ、「これを機に自分たちの町の自然に目を向けてくれるようになれば、Nさんを選抜した意味が十分あったといえると思います。」とのことでした。
以前に私が行ったときには、どうしたら学生さん達に環境に関心を持ってもらえるか結構いろいろ考えて、リンのパックテストを持っていきました。学生さん達が家庭で使っている洗濯洗剤にどれくらいリンが入っているか測ってもらい、パックテストが真っ青になって、大量のリンが生活から排出されていることにショックを受けていたようでした。
そういった取り組みとともに、イケメン効果も重要そうですね。