最長記録

今日8日は昼過ぎまで、来年度就職するH君の質量分析につきあっていました。今日は装置のセットアップ、明日が分析です。この装置はかなり古くてサポート期間も終了しており、壊れたら終わりです。来年度もA君の分析を予定しているので、せめてそれが終わるまでは無事でいてほしいところです。
H君の学年は4名修士に入学して、1名は1年のときに都庁にうかって中退、1名は2年で卒業、もう1名のK君は博士まで進学したのですが、H君と同じく来年度就職です。H君はというと、南極調査のため1年留年、1年は非常勤をしながら南極試料の分析をして今日に至る、です。
私のところで博士を取った学生は二人とも博士課程からの指導なので、H君とK君の陸水研在籍期間4年は、最長記録になります。私が海洋研にいたのもD2からD5までの4年。期間としてはそれほど長くなかったのですが、影響はかなり大きいものでした。H君とK君にとっては、どんな4年間だったのでしょうね。