振り替え輸送

帰宅途中の17時半、あと15分で自宅があるつくば駅というところで、つくばエクスプレスが運行中止になりました。しばらく復旧する見込みがないということで、振り替え輸送を利用しました。
まず、写真の振替乗車票を係員から受け取ります。ご覧のように磁気チケットではなくただの紙なので、これを使って改札を出るには、係員がいる出口1カ所のみ。この1カ所に長蛇の列ができました。出る時だけではなく、振り替え輸送先の常総鉄道やJRでも、出入り口は係員が立っているところだけなので、行く先々で列ができました。おまけに、誰もが初めてのことなので、係員に次はどうすればよいか尋ねたりします。その度に列が動かなくなります。多少コストはかかると思いますが、自動改札も通れる振替乗車票を作ればよいのにと思いました。

守谷駅から初めて常総鉄道に乗って取手に行き、取手からJRでひたち野うしく駅に行き、そこからつくば駅行きのバスに乗って途中にある自宅近くで降りて帰宅したのが19時過ぎ。後でニュースを見たら、丁度その頃、運転再開したようです。
私はまだましだったようで、帰省中だった娘は秋葉原で運転中止と言われて振り替乗車票をもらい、東京駅から高速バスに乗って下さいと言われたそうです。かなりの行列を待って乗ろうとしたら、バスの乗務員に「この振替乗車票では乗れません」と言われ、チケットを買いに行ってまた並び直して、合計2時間並んでいたそうです。私だったら振替乗車票で乗れるはずだと押し通すところですが、さすがに高校生の女の子には、そこまではできなかったようです。
ところで、振り替え輸送は定期券か乗車券を持っている場合だけ有効で、Suicaで利用していた場合は振り替えてもらえません。この日、たまたま乗車券を買っていたのは、第六感が働いたのかもしれません。。