受理まで諦めない!

某英文校閲会社からサービスで頂いた資料に、下記情報がありました。
数字で見る論文投稿の実情
62% 疫学分野において、最低1回はリジェクトされた後に掲載された論文の割合
20% トップクラスの生態学者が出版した論文のうち、最低1回はリジェクトされた論文の割合
3〜6回 受理されるまでに原稿がジャーナルに投稿される概算回数

6回なんて、まだいい方です。陸水研学生の研究で一番引用されているKさんのシャジクモ論文は、受理までに10以上のジャーナルからリジェクトをくらいました。「うちのジャーナルの領域ではありません」がリジェクト理由のトップでした。

そういった「原稿の質に関係のないリジェクトの理由」として同資料はスペースの制約、次に査読者の質と経験を挙げています。逆もしかりで、「どうして、こんな論文が。。」と呆れるような論文が掲載されることもあります。

ということで、努力の賜である研究成果なのですから、何度リジェクトされても掲載されるまで、諦めずに投稿しましょう。こんなスゴイ論文を落とす方がバカだ、くらいに思っていればいいです(もちろん、正当なコメントにはちゃんと答えましょう)。