指導教員強制変更

5月1日、専攻長F氏から、M2の学生さんの指導教員を私からS氏に変更したと告げられました。S氏の専門は水環境ではありませんので、宍道湖有機汚濁負荷の原因解明をテーマにしていた学生さんはテーマを変更するか、昨年度のデータだけで書くかを迫られることになりそうです。F氏は「学生さんの希望でS先生になりました」と言っていましたが、その日はたまたま卒業生が遊びに来て、当該学生さんが「俺、S研配属になったようです」と呆然としていたと言っていましたから、学生が希望したとのF氏の発言は勘違いだと思います。
専攻長F氏から、指導教員変更の根拠は説明されていません。4月1日付けでM1の指導教員を変更した理由については、私も出席した拡大専攻会議(他の所属の先生も出席する会議)で「専攻の安全管理に問題があると指摘するような教員に、学生の安全が守れるとは思えないため」との、意味不明な理由を言っていました。
専攻長F氏からは、彼の署名入りの「注意喚起」なる文書も手渡されました。その中に「自身も出席した教授懇談会の合意事項に対する不満を理由に、専攻会議、講義、実習等の業務を「ボイコツトj することを宣言した。」との文章がありました。つまり教授ばかりが集まった席(教授懇談会)では、常識的におかしいと反対し、納得もしていないのに「合意した」とみなされるわけです。
その合意が法律違反につながる可能性があることが予測される場合、共犯にされないために唯一できることはボイコットしかありません。しかし会議のボイコットだけでは専攻には都合がよいだけですから、講義もボイコットすると宣言しました。
注意喚起文書には、「インターネット上に専攻ならびに専攻教員を中傷する記事を掲載し、専攻の信用を著しく傷つけた。」とも書かれていました。このブログ記事(4月15日、22日付記事など)を指すのでしたら、事実しか書いていませんし、スキャンダルになるかもしれない事実については詳細を書いていません。もし詳細を書いていないことで「中傷」というのでしたら、事実関係をデータも添えて詳細に報告しろとでも言いたいのでしょうか。
この1ヶ月の専攻の態度をみていると、いずれそうする日が来るかもしれないと思います。