留学生近況

2010年に卒業してフィリピン大学で助手をしているH君が、共著になっている受理論文の校正をメール添付で送ってきました。メール本文には、「D論安定同位体比を使って食物連鎖を推定した内容も、もうすぐ再投稿します。ここ数年は学生の教育関係の仕事がとてもハードで自分の研究が全然できなかったのですが、今年度はこれから7月末までは時間が取れそうです。」とありました。
彼はフィリピン大学を卒業して就職した後、やはり研究をしたいと妻子を残して修士・博士と日本に留学、PDも日本で数年経験してから帰国しました。洞窟生態学の研究を進めるのはまだまだ難しい状況のようですが、目的達成まで諦めずに頑張り抜きそうです。