6月27日夜に放送されたNHK総合「フェイス『宍道湖からの警鐘』」。私自身はまだ見ていないのですが、松江の知人に確認したところ失言・言い過ぎはなかったと思うとのことで安心しました。再放送は中国地方でNHK総合7月5日(土)午前10:50〜11:15。27日には放映されなかった鳥取地方でも放映されます。
知人からは「むしろ、もう少し言い切っても良かったのでは?」と言われたのですが、これには理由があります。番組ではビデオが流れて、それを受けて私がコメントをしているようになっていますが、私自身はそのビデオを見ていなかったのです。たぶんまだ完成されていないなどの理由だと思います。ディレクターさんからおおよその内容を聞いただけだったので、言い過ぎにならないよう、かなり気を遣って答えていました。
あれだけの収録に2時間もかかった一因は、背景の湖岸が宍道湖でも有数のお散歩・ジョギングコースだったためで、人が来る度に中断しました。ちょうど「縁結びウサギ」の前だったので、願掛けの方が来られる度に、終わるまで待っていました。収録時は小雨が時々ぱらつく曇天で、晴れ女の私にしては珍しいと思っていたのですが、スタッフさん曰く「これで晴れていたら収録は無理でしたね。外も明るすぎるし。」とのことで、ベストな天候だったようです。
放映後、新聞記者の方から「フェイス見ました!ウチでも引き続き取材継続中です。」とのメールを頂きました。塩分が高めだった昨年は水草もアオコも発生せず、シジミ資源量が増えた宍道湖。今年は一転して水草が生えてきています。この番組も契機となって、地元の方々が昨年の状態を覚えている間に今年の状態も気をつけて見ていただくことで、どういう状態の宍道湖をこれから守っていこうとするのか、それぞれに考えていただければと思います。