50の手習いで通信講座

昨年度は報告書の添削をする機会が多く、打ち出しに手書きしたコメントを秘書さんに入力してもらっていたのですが、「先生、これ何て読むのですか?」「私も読めない。。」なんてことがしばしばありました。
それで意を決して、4月からペン字の通信講座を始めました。複数の選択肢があったのですが、スクーリングがあることと、修士の頃に受けた通信講座(話し方講座。修士の頃、学会発表について、「話し方がバカっぽい」「ふにゃふにゃしていて聴き取れない」など、多毛類関係の諸先輩方から散々な評価をいただいたので)がとても丁寧な指導だったので、NHKにしました。
先日、楽しみにしていたスクーリングがありました。講師は和田康子先生。そもそもペンの持ち方からして自信なかったので、誰でもいいから見ていただければと思って応募したのですが、それは大変失礼だったようです。先生の著書を持参し、「講師が和田先生だったので、すぐに応募しました」なんて熱心なファンの方もいました。実際、素晴らしい先生で、教え方がとても分かりやすく、「もし小学校の国語でこんな授業だったら、私の字はここまで下手にならずに済んだのに」と思いました。
10時から16時まで、休憩1時間以外はずっと立ちっぱなし、話っぱなし、書きっぱなしのパワフルな先生。お話もとても聞きやすく、自分の講義もこんな感じでやらないと、と思いました。
余談ですが、和田先生に言われて、活字と手書き文字はそもそも字の形からして違うことに、この年齢になって気づきました。小学校の漢字ドリル、手書き文字で表示すべきだと思いました。