自然素材の航路標識

ベニスラグーンは船の航行が多く、円滑に巡航させるために多くの標識が立っていました。例えば下記です。丸太を3本束ねた土台につけています。

よく見ると丸太が浸食しているのが分かると思います。浸食がさらに進行すると下の写真のようになります。まわりに森林があるわけでもないベニスで、なぜコンクリートではなく丸太を使うのか、知りたいところです。

水上バスをもやうロープも植物繊維のを使っていました。化学繊維よりも寿命がはるかに短く、実際、私の目の前でロープが切れて、接岸し直していました。

そう言えば、釣り人も結構いましたが、日本で問題になっているような釣りゴミ(針や浮き、てぐすなど)は全く見かけませんでした。自然に分解しないものはラグーンを汚すから使わない、という意識からでしょうか。。