ネオニコチノイド系農薬

ネオニコチノイド系農薬について、EUではミツバチに深刻な影響を与えている可能性から規制が行われていますが、アメリカと日本では行われていません。
化学物質過敏症支援センターの会報に掲載されていた記事によると、高知県での土壌中での半減期は32日、80%減るのに120日かかるとのことです。カリフォルニアでの調査では、川や池の水75サンプルのうち、約9割からネオニコチノイド系農薬のイミダクロプリドが検出され、うち14サンプルは基準値を上回っていたそうです。
有機リン系よりはるかに安全で生態系への影響も少ないとして広範囲に使われるようになったネオニコチノイド系農薬ですが、本当にそうだったのか、水界生態系に影響がないのか、日本でも詳細な調査が必要と思われます。