フィリピンのコーヒー

先日調査に行ったミンダナオ島ジュゴンが見れるほど豊かな沿岸環境が残っている上に、物価は安いし、魚や果物が豊富でおいしいしで(マニラ在住のフィリピン人の先生さえ、「ここでは魚と果物を食べるんだ!」と毎回楽しみにしているほど)、日本人観光客がもっと来てもいいのではないかといつも思っています。情報が少ないのが原因かもしれません。「地球の歩き方」を見せてもらったところ、ミンダナオ島関係は10ページも無かったと思います。
かつ、その情報が間違っていたりします。例えばお土産としてお勧めの「シベットコーヒー」。「地球の歩き方」には、クロコダイルパークの売店でしか買えないとありましたが、ダバオ空港でも売っていました(かつ、パークより100ペソ安い100g900ペソ)。ネットでみると、ニノイアキノ空港でも売っているようです。
http://allabout.co.jp/gm/gc/406268/
上記記事にあるように、フィリピンはコーヒーの生産がかなり盛んなようです。その割にはダバオのスーバーで売られていたコーヒー豆はとても高価で買う気になれなかったのですが、ダバオ空港でシベットコーヒーと並んで、「アラビカ種とロバスタ種のブレンド」と書かれた豆が売られていました。500g265ペソ(約700円)とかなり安く、調度自宅の豆がそろそろ無くなるしと思って購入しました。
酸味がほとんどなく、軽やかな苦味が私が好きなマンデリンに似ています。ローストはそれほど深くないので、豆本来の味のようです。クロコダイルパークで飲んだシベットコーヒーも酸味がかなり抑えられた味だったので、フィリピンコーヒー全般の特徴なのかもしれません。次回のおみやげもコーヒーで決定です。
ちなみに、上記ネット記事にもあるように、フィリピンではカカオの栽培も盛んです。ミンダナオ在住のJ先生からも、おみやげとして勧められたのはカカオ製品でした。教えてもらった調理法を試してからご報告しようと思います。