7月25日記事で、超貧栄養なバイカル湖では、礫に緑藻が付着して緑藻帯を形成していることを紹介しました。
この緑藻の安定同位体比を測っているのですが、わけの分からない値で困惑しています。大部分の窒素同位体比は4〜6‰とリーゾナブルな値なのですが、半分以上の炭素同位体比が-5‰と、びっくりする値。塩酸かけてもう一度測らないと。
他方、炭素同位体比が理解できる値だった緑藻が、近くにいるラン藻と同じ0‰という窒素同位体比を示しました。なぜ？どうやって？
どのサンプルもまだ一度しか測っていないので、今週で再測定する予定です。
ということで、今年はつくばで仕事してるか県外の会議に出ているかで、大学にはもう行きません。用事のある方はメールでお願いいたします。
