水銀中毒?

昨年4月17日の記事で、私が産総研で仕事していた4月14日に大学のPCでGmailの確認コード入力の省略設定が為されていて、誰かが私の部屋に入ってデスクトップを操作しなければこのような履歴は残らないはずと紹介しました。
このことから、この専攻ではどんなことも起こりえると判断し、ヒ素・水銀を含む有害ミネラルの毛髪検査をお願いしました(専攻との対立のひとつは、ヒ素・水銀の管理に関する見解の相違です)。結果、カドミやアルミも含め、全て日本人の平均範囲でした。
今年の4月になって手足のしびれ、視覚異常を感じるようになり、再度測ってもらったところ、ヒ素・水銀以外の有害ミネラルは1年前より低くなっていたのに、ヒ素・水銀だけ増加していました。特に水銀は、日本人の通常範囲以上の高濃度になっていました。
そこで保健所に、柏キャンパスではヒ素・水銀の管理がどうなっているのか問い合わせました。1年前に大学の関係者に実態を通報したのは私なのに、その後どう対処したかを通報者には教えてもらえないからです(コンプライアンス事務担当者から、「専攻長には教えますが、山室先生には教えられません。」と言われました。主張が対立している場合に、一方にだけ伝えるというのは何とも奇妙です)。
保健所がキャンパス担当者に電話を入れた翌日、休職中であるはずの某教員が安全担当教員と段ボール箱を台車に載せて運び出していました。まあそういうことをするだろうと思っていたので、通報前に撮っていた同じ場所の写真を翌日撮っておきました。保健所による実態確認は、「準備に時間がかかる」との説明で2週間後になりました。そして保健所から確認状況の電話が入り、ヒ素・水銀も含め、試薬類はきちんと管理されているようですとのことでした。
これで一安心ではありますが、誰かが隠し持っていても申告しなければわからないわけですから、しばらくしたら再度毛髪の水銀濃度を測り、それでも高かったら家族のも測る予定です。もし家族の濃度が低ければ、職場で依然、水銀が混入されている可能性があるわけです。そうなったら今度ご相談するのは警察でしょうか。。。