流しからの有害物質漏えい対策

環境省水・大気環境局(2013)「地下水汚染未然防止のための構造と点検管理に関する事例集及び解説」には「研究所等の流し台について防液堤等の設置について」記載された部分があり、全ての流しに防液堤を設置するのは一般に困難であることから、万が一漏水があったときのために吸収マット等を常備して、漏えいした際にもすぐに拭き取るなどの整備を整えればよいとされているそうです。
という解説と吸収マット5枚を束ねたものが、産総研で使用させていただいている実験室の流し(2カ所それぞれ)に配られていました。
大学でそういった対処策を講じるという話は聞いていないような。。。
産総研から大学に移って8年目、未だに安全管理に関する産総研と大学での意識の差には苦労させられどおしです(特に反社会的レベルまでひどいのが自然環境学専攻。専攻の不名誉ですから具体的には書きませんが、自然環境を守るという謳い文句なのに何という為体と思います)。

(追伸)
さきほど産総研の使わせていただいている実験室に、「スクラバーから漏れてドアから流出しないように、ドアの前に防水マットを敷いてください」と、防水マット2セットが搬入されました。さすが産総研、徹底している。。。