ヒシとアオコにおおわれた諏訪湖

諏訪湖に来ています。
写真の地点は水深1.5mと非常に浅いのですが、ヒシに覆われているために、底層の溶存酸素濃度は2.1mg/lしかありませんでした。
ヒシの切れ目の水面が緑色なのはアオコが発生している為です。

ヒシは流入河川にも侵入しています。川にヒシが定着できるのは、この川が拡幅されて、流れがよどむようになったからです(もはや「川」ではない?)。

諏訪湖の湖岸もそうですが、川も岸が鉄の矢板で覆われています。地元の方にお尋ねしたところ、矢板で遮断されたことで川や諏訪湖への地下水の供給が減っている気がするとのことでした。
諏訪湖でなぜ二枚貝が減ったのか、ワカサギが減ったのか、原因候補はかなり見えてきましたが、実現可能な対策はちょっと思いつきません。