陸水学会公開シンポジウム「技術革新がもたらす陸水・沿岸環境学の新展開」

9月27日(日)9時半〜12時、北海道大学水産学部(函館)で、表記のシンポジウムが開催されます。
http://conference.wdc-jp.com/jslim/80/symposiumprogram1.html
このシンポジウムでは陸水学や海洋学でこれまでに行われた先進的な計測手法の適用例と今後に向けた課題を整理し、さらに海洋分野で開発されている新しい計測技術を紹介していただきます。近年、海洋で発達した音波探査を湖沼の水草帯に応用することで現存量を見積もった研究が国際誌に掲載されるなど、海洋分野で開発された技術の具体的な応用も進展しつつあります。課題は、海洋で大型観測船などをベースにすることを前提として開発された技術を、いかに湖沼に適用するかです。
顕微鏡やPCRの例を出すまでもなく、新技術によってこれまで見えなかったもの、計量できなかったものが記載できるようになれば、全くオリジナルな発見につながる可能性大です。このシンポジウムは、特に若手の方にとってヒントとなる企画ではないかと思っています。
どなたでも参加できます。

(追伸)
このシンポジウムでは、もう70歳を超えているであろう学位研究の指導教員に、無理を言って講演をお願いしました。「持つべき者は頼りになる指導教員」ですが、「持つべきでないのは強引な学生」とか思われているかも。。。