世界のGDP(国内総生産)ランキング、2014年は1位アメリカ、2位中国に次いで日本は3位。この順位はよく耳にしますね。
しかし「一人当たりGDP」でみると、日本はベスト5どころか、27位でした。2013年は25位、2012年は16位だったので、ここ3年間は低下の一方です。景気回復を感じられないのも仕方ないですね。
「経済」という言葉がもともとは「経世済民」であったことを考えると、本当の経済大国とはひとりひとりの国民が豊かさを感じられる国であり、従って、一部の富豪に富が集中しているのでなければ、「一人当たりGDP」が高い国こそ経済大国ではないかと思います。
ちなみに一人当たりGDPトップファイブは1位から順にルクセンブルク、ノルウエー、カタール、スイス、オーストラリアです。
オーストラリアは仕事で何度か行ったことがあり、海外で就職したいと言っていた娘が移住するとしたらよいだろうと思って、高校での留学先はアメリカではなくオーストラリアにしました。よい選択だったようです。
