ウルグアイで増えている淡水性シジミ(8月28日記事参照)の売り込み先として中国はどうかと思い、所属する環境系の留学生の方に中国でのシジミ事情を教えて頂きました。
中国ではシジミなどの二枚貝を食べる歴史は長く、昔の皇帝がシジミの味を褒めたとする記載もあるそうです。
シジミ料理は大きく二つに分かれ、一つはそのまま、もしくは唐辛子とニンニクなどと一緒に炒める。もう一つは海鮮スープです。
中国でも日本同様、淡水産と汽水産のシジミがいて、上海では汽水産のが流通しているそうです。産地は遼寧省など黄海の干潟に近いところと江蘇省(たとえば海門市)、福建省などだそうです。内陸の西南部では淡水産のが流通しているそうです。生か冷凍で、日本でよくするレトルトは見ないそうです。
特に上海では日本より大きなシジミが食べられているそうですが、これには事情があって、貝料理は複数の貝を混ぜて炒めることが多いそうです。確かに、アサリと混ぜるとなると、相当大きいシジミでないと見劣りすることになります。
シジミは高級レストランでも出される一方で、「夜市」(夜しか出ない安い、臨時店舗)でも普通に食べれれるとのことでした。
(追伸)
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