今年のノーベル医学・生理学賞が、日本人の大村智氏に決まりました。
本書では、ノーベル賞医学生理学部門の候補にあげられていた3名の日本人医師が紹介されています。そのうちの1名は、第1回の受賞候補者でもありました。しかし表題の「栄光なき」からうかがわれるように、彼らは世界で高く評価されていたのに、日本では冷遇されます。なぜなのでしょう。
今の日本も当時同様、科学者を科学での実績で評価しない部分が相当多いのではないかと思います。

- 作者: 森田信吾,伊藤智義
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1989/02
- メディア: 新書
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