あるビジネス書から

陸水研出身者はまたかと思うかもしれませんが、私は結構ビジネス書を読むのが好きです。研究室ゼミのオリエンテーションはビジネス書からの引用のオンパレード。ここ2年は学生がいないのであまり読んでませんでしたが、子供達が就活と言うことで、また読むようになりました。下記は最近読んだあるビジネス書からの引用と私の感想を混ぜたものです。親や学校ではこの逆を推奨されることが多かった気がしますが、この年齢になって思うに、若い頃からこうしたスタンスを貫く方が、大局的には豊かな人生につながる気がします。

○苦しい努力ならしない方がいい。
「人生を楽しんでいる人に失敗者はいない。」(ウイリアム・フェザー)

○したいことだけをする。したくないことは断る。
「気持ちよく断ることは、半ば、贈り物をすることである。」(フリードリヒ・ブーテルヴェク)

○何もかも自分でやるということは一見立派に見えるが、実は賢明とは対局にある。
「自分以外の人に頼むことができて、しかも彼らの方がよくやってくれるとしたら、自分でやる必要はない。」(ヘンリー・フォード

○和とは妥協でも誤魔化しでもない。
「苦手な人となんとか折り合いをつけようとするのはムダであり、そうしたムダのためにたとえ1分でも人生の時間を割く価値はない。」(デール・カーネギー