第15回日本脳脊髄液減少症研究会

本日・明日と第15回日本脳脊髄液減少症研究会が開催されています。
脳脊髄液減少症によって視覚障害が起こっていること、そのメカニズムが明らかでないことに関する発表が2件ありました。その中には驚いたことに、緑内障の進行がEBPにより停止して改善したとの報告もありました。脳脊髄液減少症は知られるようになったとはいえ、やはり脳外科、整形外科以外の先生がご存知の方は少なく、眼科でこの病気を知っている可能性が非常に少ないと思われます。また今回のご発表で、脳脊髄液減少症患者が示す眼症状は多彩で、その多くが通常の眼科検査ではしばしば検出できないことから、心因性と判断されることが多いそうです。
私自身、この病気によって視野狭窄やピントがあいにくい症状に悩まされました。それが最初のブラッドパッチの時に、髄膜に血液が入る圧力を感じるとともにピントがす〜っと合って、感激しました。この病気が何らかのメカニズムで眼症状を引き起こしていることは確実だと思います。さらなる研究の進展を期待したいと思います。