調べ物で図書館に行って、ふと目がとまって一気に立ち読みしてしまいました。女性研究者の卵さん達には、素敵なエールになると思います。由緒正しき日本語(いわゆる大阪弁)で書かれているのも、大阪出身者にとっては魅力です。
世の中、何とかなると思ってやってれば必ず何とかなるという思考は、もしかしたら大阪の女性に多いのかもしれないと思いました。朝ドラでも、現実の女性をモデルにした成功物語の主人公は、大阪の女性が多いような気がします(「カーネーション」の小篠綾子、「あさが来た」の広岡浅子など)。
- 作者: 米沢富美子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/06/14
- メディア: 単行本
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東大入学で上京したときに山の手線で母親と話していたら、「あの親子、漫才みたい。」と言われ、以来、静岡県以北では標準語で話すようにしています。「ピアノ」の発音以外は大阪出身とは滅多にバレず、「日本語のバイリンガルです」と茶化しています。大阪弁で本を書いてしまったこの方は、どうなんでしょう?