宿がとれない。。。

前々から、夏の宍道湖で調査をするのは、とても大変でした。
何が大変かと言うと、「宿」です。今回も8月上旬に調査しようとしたら、8月6日(土)の宿が米子や出雲まで広げても、ネットでは全て予約済み。調査にかりだしたOBのT君は「車に泊まったら?」なんて言うのですが、炎天下を船で走り回り採泥する前日に、車中泊などもってのほか!

私が学生として宍道湖に関わった30年前は、旅費はおろか実験消耗品とか冷凍庫まで自腹で購入して研究してたので宿に泊まる余裕はなく、水産関係とか環境関係の実験室とかにゴロ寝させてもらっていました。しかし2,3年後頃から「年頃の女子学生にそれは問題あり」との意見がでたようで、農協学校の寮の、夏に寮生が帰省して空いている部屋に、1日○円で泊めさせて頂いてました。

今の宍道湖では金額ではなく、観光客を受け入れるキャパがないことが問題です。出雲大社イベントに続き松江城が国宝になったことで、これほど観光客が増えるとの想定が無かったのかもしれません。松江と出雲大社エリアが東京より早く、民泊特区を申請していたらこんなことにならなかっただけではなく、日本のポピュラーな観光地を一巡したリピーターを呼び込める地になるのでは?

(追伸)
本日、某ホテルからキャンセルがでたようで、T君ともども何とか予約いれることができました。