インチョン空港に正午過ぎに着き、時間がたっぷりあるこの機会に、広い空港内のお店を観察してみました。電化製品の店では成田のように自国製品を中心に売っているかと思ったら、Sony,Canon,Elecomなど日本製が半分位を占めていて驚きました。
いろんなレストランがある中で、うどん専門店に人だかりができていました。欧米人も結構入ってました。「Udon」は日本食と自覚しているかは定かではありません。
ファーストフードでロッテリアが入っているのは「さもありなん」ですが、ダンキンドーナッツもありました。ホテルでも「ダンキンがある」と言われたので、韓国では日本のマクドナルドのような存在なのかもしれません。日本のミスドと違って、ドーナッツよりマフィンなどを使った食事パンの方が種類が多いようでした。
不思議なのは、食事パンが3400〜3900ウオンだったのに対し、最も安いアメリカンでもコーヒーは4400ウオン。他の飲み物と比べてもココアが3500ウオン、紅茶が4100ウオンと、日本より相対的にコーヒーが高いようでした。それでも4400ウオンは約394円ですから、空港でコーヒーを味わう価格としては割安で、サイズも他のコーヒー専門ショップの倍くらいありました(そこでは500ウオン以上してました)。
インフォメーション近くで伝統衣装を着た一団のパフォーマンスがあって、希望者が記念写真を撮ってました。
お店見学の後は仕事に専念。日本製がそのまま使える110Vのコンセントがあって便利です。長い待ち時間も、6月のバイカル調査で経由した北京と違って、インチョンでは快適に過ごせました。
この後、大韓航空でイルクーツクへ。北京から成田に戻ったときの中国系のフライトでは成田行きでも日本語が分かる客室乗務員はゼロでした。今回はイルクーツク行きなのに、乗務員の大部分が日本語OKで、サービスもANA・JALと遜色無く、実に快適に過ごしました。中国を経由しないフライトを選んで正解でした。