イルクーツクにある陸水学研究所で仕事した日の昼食は、研究所の食堂が閉鎖中だったので、隣にある地理学研究所の食堂を利用していました。私は地理学教室出身でいつかは地理学研究所にも行きたいと思っていたので、食堂だけとはいえ感慨深かったです。
その食堂では数種類のサラダを選べるのですが、気に入ったのは写真の2品。
左側の赤いのはビーツのサラダ。日本人にとってはちょっと毒々しい色ですが、薄味でさっぱりしていて、ビーツの甘みがよくいかされたサラダです。SPARのお総菜売り場でも全く同じサラダが売られていました。ロシアに行って何を選んだらいいか困ったときには、無難なチョイスだと思います。
右側は海藻とキュウリのサラダ。ヨーロッパ系の国で普通に海藻をよく食べるのは珍しい気がします。さすがロシアと思ったのは、店員さんに「マヨネーズはどうします?」と聞かれて「少し。」と答えたらたっぷりいれられたこと。マヨネーズ消費量世界一の国の基準は私とは相当かけ離れていました。