今日、明日と秋田で開催されている水環境学会シンポジウムに参加しています。
初日の今日は午前のセッション「いま、身近な水環境へ排出されているものー有害化学物質を中陰に−」で総合討論の座長を務めました。内容は別の機会に改めてご紹介します。
午後聞いた講演では私が「水圏環境学」の講義で常に強調している「上流県の下水は下流県の上水」を一目で分かる図にして示されていて、なるほどこうすれば分かりやすいと、参考になりました。
具体的には淀川と利根川で、浄水場と下水処理場の位置をプロットしていました。わがつくば市の上水を取水している霞ヶ浦では、よく知られているように、上水取水と下水放水がほぼ同じ位置にプロットされています。
百聞は一見に如かずでした。来年度の講義は、このような図を作成して見せようと思います。