日露共同事業としてバイカル湖を救おう!

2週間後に迫った日露首脳会談。厳しい交渉になると見なされていますが、全く進展がないという結果にはしないでしょう。
日露ともに進展を印象づける種を用意していると思いますが、ロシア側の種のひとつに「バイカル異変の原因究明と対策案の検討」が入ったようです。日本の下水処理技術のノーハウがあればバイカル異変は救えるのに。。と思っていた私には朗報です。
数年前のダボス会議の報告書が水資源問題を取り上げていて、日本は近い将来水ストレスに襲われる危険が極めて高い地域に区分されていました。そんな日本が、世界の淡水湖沼水量の25%を占めるバイカル湖の水質保全に寄与することの意義については、水安全保障の観点も加味すべきと思います。