理系女性研究者へ、下流老人にならない為に今から気をつけるべきこと

立ち読みしていたダイヤモンドZAi別冊2017年2月号「お金持ち入門」に、理系女性研究者に参考になる記事がありました。「一生お金に困らない人生設計」(86頁〜)です。例として、「間違いだらけのお金の常識を捨てよ!」から紹介します。

「晩産の子育ては経済的に余裕がある」
確かに、経済的にゆとりが出てくる30台後半以降で子供を生むと、若い頃より教育にかけられるお金はある。だが、子供の独立後、定年退職するまでの期間が短くなり、老後資金を貯める時間が限られる点に注意が必要。

介護保険を使えば負担はさほどきつくない」(これについては私のブログ記事をご覧ください。働きながら親の世話をしようとすると、際限なく経費がかかります)。

「ぜいたくは浪費、とにかく貯金が第一」(女性理系研究者はとてもマジメな人が多く、そう考えがちと思われるので)
一見、堅実そうに見えるこの考えにも、実は落とし穴がある。「投資の経験がほとんどないまま定年を迎え、退職金を増やそうと株に手を出し、大けがをする人が多くいます。お金を上手に使う・増やす練習をしておかないと、取り返しのつかないことになりかねない。」