洛東江河口堰が開かれる!

今日はISRLE ISAB合同シンポジウムのオープニングに出席して、陸水学会会長として挨拶をしてきました。その後の懇親会で、長良川河口堰が国を挙げての大問題になったときに、洛東江河口堰を案内してくださった朱先生にお会いしました。当時は西條先生がこの問題に取り組んでおられて、先生の鞄持ちでついていったのでした。丁度昨日、先生が描かれた絵を見ていろいろ考えていたところだったので、とても不思議な気がしました。
下記はもう20年以上前の、洛東江河口堰付近での西條先生と朱先生の写真です。
http://webpark1489.sakura.ne.jp/docs/profile/photo_images/picup_03.html

その朱先生によると、大統領選の結果にもよるが、2018年か2019年には河口堰を開けてもとの汽水域に戻すことになりそうとのことでした。もともと淡水資源を得る為に堰を作ったのですが、そんな下流から取水しても様々な物質がコンタミしているということで、もっと上流で取水するのが妥当という意見が主流になってきたそうです。

「この開門の結果によっては、長良川河口堰問題にも影響を与えそうですね。」

本当にそうです。開門されたら是非モニタリング結果を教えてくださいとお願いしました。