60年前の標本

60年前の宍道湖・中海の魚類標本、いったいどんな形で保管されているのか想像もできなかったのですが、実際、想像を絶していました。
「ニガグチ」というのは、地名ではなく人名(網の持ち主)ではということでした。にしても、建網ってどんな網?
どうやら網毎に保管された標本、まずは各ボトルどんな魚が何尾入っているか調べましょうということになりました。
まさかこんなのが数十以上もあるとは思っておらず、うまくしたら少し解剖して中からどんな多毛類がでてくるか見れるかもとか思っていたのですが、完全に当てが外れました。
しかし今から確保することは絶対に不可能な、貴重な標本です。全容が明らかになったら、お魚いくつか拝借して、内蔵を見てみたいと思います。