インプラント

術後の余りの痛さに「もう二度とインプラント手術はしたくない!」と思っていたのですが、二度目も経験してしまいました。ただし二度目の方が一般に「インプラント」として想像される、歯の人工歯根です。歯周病で左の上奥歯2本を失ったのがしつこい肩こりの一因かもしれないと考え、思い切ってインプラントで復活させることにしました。
では一度目のインプラントは何かというと、頸椎椎間板ヘルニア対策として行った人工椎間板と固定具の挿入です(2012年10月24日記事に挿入状況の写真があります)。首をかなり切ったので、麻酔が切れた直後の痛みは帝王切開の途中で麻酔が切れたとき並みに痛かったです(武士の切腹シーンをドラマで見る度に、あの痛さが思い出されて「こんなこと本当にできたんかい?」と思ってしまいます)。
頸椎へのインプラントよりは一般的な分、人工歯根のインプラントの痛みはそれほどではないだろうと思っていましたが(すごく痛ければそれほど普及しないでしょうから)、その通りで、鎮痛剤があれば何とか耐えられる痛みで済みました。でも、3世紀のローマ人が受けていた歯根インプラント手術は、相当痛かったでしょうね。
長男の帝王切開での出産以来、約5年毎に何かしら手術を受ける羽目になり、頸椎椎間板ヘルニアで最後だろうと思ったのに、やはりまたちょうど5年でインプラントになりました。子供の頃からどちらかというと病弱だったので、こういう巡り合わせと開き直って、定年後も5年に一度手術があってもあたふたしないで済む収入源を確保しておかねばと改めて思いました。