「生命力の強さからグングン繁殖していき、藻場を形成します。その為、漁場での網や漁船のスクリュー、養殖施設等に絡みつく為、漁師の方に『邪魔藻』と厄介者扱いとされて来ました。」
https://to-evah.net/about-akamoku/
まるでナガエツルノゲイトウなどの外来水草と同様の迷惑生物だったこの植物、今では健康や美容によいとブームになっている「アカモク」です。
印旛沼や手賀沼で繁茂しているナガエツルノゲイトウもアカモクのようにヒットする利用価値が見つかれば、行政が税金かけて、あるいは市民団体がボランティアで駆除しなくてもよくなるでしょう。
アカモクの場合はもともと食べる地域があったことで食材として活用するアイディアがでたのではないかと思います。とすると、ナガエツルノゲイトウの原産地である南米で先住民がこの草をどう利用していたか調べてみるのも一案かもしれません。
例えば日本では雑草扱いのドクダミは、ベトナムでは香草として生で食べます(Wikipediaでドクダミで検索すれば確認できます)。韓国では焼肉をカボチャの葉で包んで食べます(「カボチャの葉 韓国」でググルと記事多数。私も釜山の焼肉屋で食べて以来、夏の葉物野菜として珍重してます)。
その土地土地でよく増える植物は、利用法も考えられていたのではないかと思うのです。