岐路と決断

昨年の沖縄大会でご報告したように、今は私が会長を務める日本陸水学会は、とても大変な状況にあります。ですが交渉した結果、学会をここまで大変な状況にした最大要因について打開できる可能性が出てきました。
しかしこの打開案に乗ると、別のリスクも背負う可能性があるようです。
会長としてどうすればいいのか。ここ数ヶ月、精神的プレッシャーの最大要因がこれでした。それで、この学会設立に奔走された吉村信吉先生の直弟子で、東大地理の大先輩で、陸水学会会長も務められた故・西條八束先生に相談しています。
ご遺族から頂いた先生直筆「退院の日」と題された絵、そしてお元気だった頃「紀子と一緒に選びました。あなたにとても合うと思います。」と贈ってもらった香水、ゲランのアクア。そういった先生からプライベートに頂いたモノが、先生との会話の架け橋になるというのが、とても不思議です。
まだまだお元気でいてほしかった奥田元会長も先日、西條先生がおられる場所に行ってしまわれたのですが、アクアをつけたら、きっとお二人ともこの学会を守ってくださっているに違いないと確信しました。
さて、明日、どういうメールを幹事会に出しましょうか。。