地環研を応援したい!

このブログで「地環研」(地方自治体の環境研究所)で検索すると5つ記事がでてきます。それらに共通している主題は、地環研がしっかりしていなければ地域の環境を守ることができないのでは?です。
一方でそれらの記事にもあるように、地環研は消滅・縮小が相次ぎ、モニタリング業務さえ外注しているところがほとんどです。ましてや研究もでき、さらには科研費に申請できる機関はほんのわずかです。申請できても大学や国立研究所などと比べてハンディが大きいです。たとえば産総研では、過去に採択された申請書をお手本にするために公開してくれます。東大ではそこまでのサービスはありませんが、書式に誤りがないか、事務担当者の方が非常に丁寧にチェックしてくれます。しかし地環研ではそのようなサービスは受けられないようです。
私の陸水学会の会長の任期は年末までで、11月には新会長を選ぶ選挙があります。もし二期目も続けることになったら、地環研支援にもなるようなサービスを学会が提供できるような方向を提示したいと考えています。それがゆくゆくは、陸水学の裾野を広げることになると思います。