「40代から最短で速くなるマラソン上達法」

つくばマラソンが迫る中、いつものように週末TSUTAYAでぶらぶらしていて、目にとまった本です。
1日30本以上のヘビースモーカーで48歳でメタボと診断された著者が、たまたま誘われた駅伝大会に出るために走り始め、1年半後にはフルマラソン3時間を切り、53歳9ヶ月で2時間45分切りの自己ベスト達成。それがなぜ可能だったのか。巻末で著者は書いています。
「誰かが教える練習法を鵜呑みにしてはいけない。」
著者は工学部出身で、若い頃はR&D(研究開発)の部署にいました。誰かが言うことを鵜呑みにして、その追随をするような研究をしていては、他企業と差をつけることができません。そういった「誰かが言っていることを鵜呑みにしない」姿勢がフィールド科学者としての私の趣向と一致していて、ちょっと立ち読みして購入を決定しました。足がつりそうなときに効く漢方薬など、今回のつくばマラソンにも役立ちましたが、60歳近い私がこれからもつくばマラソンに出場する上で、いろいろ参考になりそうです。