昨年の5月15日にまいたニンジンが今月になってようやく、あるべき大きさに育ちました。といっても写真の下側のように先が割れたのばかりだったのですが、今回抜いたのはニンジンらしい形で、やったぁ!と思いました。種袋の説明書によればまいて5ヶ月で収穫ですが、うちの庭では成長するのに時間がかかるようです。
8ヶ月かかって育っても柔らかいし甘いし、この寒さでも葉は青々としていて炒め物にするとおいしそうです。酢豚に使ったのですが、一部を生のまま薄く切って父に出したら「甘い!おいしい!」と大喜びでした。よく使う野菜でまだ自給できてないのは、これでタマネギだけとなりました。
大阪に実家があった頃、両親は貸農園を借りて野菜をほぼ自給し、タマネギは大量に収穫して軒先にぶら下げて保存していました。父の実家は農家で、自家消費分と家に送ってくれるミカンには農薬をまいていませんでした。そういったこともあって、市販の野菜はかなり農薬がまかれていると、両親とも用心していたのでした。
父親が骨折して畑仕事ができなくなってからは、独力であの頃の状態の再現を目指しています。ニンジンは両親が育てたことがなかったのですが、好物だったのでタマネギより先に挑戦しました。残るタマネギについては、どこで育てようとか(貸し農園まで手を広げる気は無いので)、とれたらどこで保存しようとか(大阪と違って鳥が多いので軒先だと鳥がつつくかも)、課題山積です。