松江城の桜

月末は松江に出張してました。宍道湖漁協青年部での講演の為で、当日は60分の予定を30分も超過してしまいました。ここまで時間オーバーしたのは初めてですが、皆様、最後まで熱心に聴いて下さいました。
青年部の会でしたが役員の方々も来られていて、その後のお食事会や二次会にもつきあっていただきました。この方々は私が20歳で宍道湖調査を始めた頃をご存知で、「昔はかわいかったがね。」とか言われてしまいました。ハイ、今は60歳間近のバアサンです。
今回の講演は、その40年近く研究してきた内容をほぼ全部つめこんだので、理解していただくのは大変だろうと思っていましたが、お食事会などで「よく分かった」と言われ、安心しました。同時に、やり残した課題(塩分調節、水草問題、シオグサ問題など)があるのだけれど、当てにしていた公募に落選して来年度からは宍道湖研究の予算が無いとお話したところ、「先生が今後もこれるように、こちらで何とかしたい。」と言われました。すごく嬉しかったです。
翌朝はいつものように、朝ジョグで松江城に行きました。例年の3月末は梅がまだ残ってるかなという感じですが、今回は七分咲きくらいの桜を楽しむことができました。これで宍道湖の実態解明を主にした研究は卒業、次に機会があれば技術開発を主にするんだと、桜を見ながら思いました。