これって水面?手賀沼のヨシ原

ドライブがてら、2月15日記事で紹介した手賀沼のヨシ原を見てきました。下の写真のように、少なくとも大堀川河口に面した部分は完全に陸地化しています。柳は大木になっています。一列に並んでいるので、この部分は自然にできたのではなく、人口的に作ったように見えます。だとしたら、河口になぜ、流れを止めるような構造物を作ったのか不思議です。

上の写真の右側の枯れヨシが生えているところは、田植え前のおそらく一番水位が高いこの時期でも、少し冠水している程度で、魚が入れるような状況では絶対にありません。また下の写真の中央の緑の部分は、ヨシではなくて、イネ科の陸上植物でした(よく犬が食べようとするアレ)。

これはどうみても手賀沼の「水域」ではないと思うのですが、手賀沼の管理者(土木サイド)はどう考えているのでしょうか。少なくとも、手賀沼の水環境を議論する委員としての私は、これを「水面」として検討せよと言われたら、そうじゃないでしょと言わざるを得ないと思います。