シジミの酒蒸し、シジミご飯、シジミらーめん。
これらは決して日本一のシジミ生産量を誇る宍道湖を擁する松江名物ではなく、地元の方には全く馴染みない食べ方です。
ひとえに松江の観光地化が進んだ為の現象なのですが、こうやってシジミの食材としての可能性が広がるのはよいことだと思います。
私自身は、シジミを最もおいしく使っているのは台湾料理だと思っています。多くの大都市で中国系住民が増え、平行して中華料理が増えているのですが、松江はようやくラーメン店が増えてきたかなという程度で、中華料理はごくごくマイナー。
台湾料理と宍道湖のシジミのランデブーが実現するのはまだ先のようです。
ならばもうひとつの私がシジミ料理に期待している、縄文時代の貝塚からでてくる巨大サイズのシジミ料理の方が先に現実になるかもしれません。
それくらい巨大になったシジミは、もしかしたら赤貝とかトリガイみたく、寿司ネタになるかもとか思っています。