宍道湖シジミで心筋梗塞を防ぐ

環境学会シンポジウムで松江にいます。昨夜(9月4日)19時からTBS「この差って何ですか?」をつけていたら、その松江市が全国一、心筋梗塞死亡率が少ないと紹介されてビックリ。理由のひとつがシジミだそうです。
放送によると、松江が面する宍道湖で採れるシジミに含まれるオルニチンが、脂肪や糖を血管の外に出してくれる作用があるため、心筋梗塞予防になるそうです。オルニチンの効果として言われた来たのは肝臓を守る、二日酔いを緩和するというもの。なのでシジミ汁はどちらかというと、のんべのお父さん向けというイメージが強かったと思います。シジミ汁のイメージが変わるかもしれませんね。
ところでこの「オルニチン」は、シジミを冷凍にすると増えることが知られています。それを知っているのか、松江ではシジミを冷凍で保存するのが普通で、番組で紹介されたご家庭でも冷凍保存していました。宍道湖漁協でも冷凍でも発送してくれます。
ところが関東地方のスーパーでは、なぜか冷凍シジミは売られていません。目立つのはレトルトシジミです(青森産や茨城産)。オルニチン効果を期待するのでしたら、宍道湖産冷凍シジミがお勧めです!